健康診断で男子は俺だけ

大学の健康診断での話。

大学の健康診断は夏休み中にあるが、男子と女子で行く日が別になっていた。

普通なら異性の日に行くと大恥をかくだけなので、間違っても違う日に行く人はまずいない。

ところが今年、コロナ陽性になってしまった俺は7月後半に数日間の自宅待機を命じられた。

しかも自宅療養中に男子の健康診断があるため健康診断ができなくなってしまう。

はじめは、面倒くさいし受けられなくなってラッキーなどと考えていたら、学生課から連絡が来て、

「健康診断を受けないと、大学の授業に復帰できないこともある」

「就活するなら健康診断が必要」

と言われて、自腹切るしかないかなって思っていた。

すると学生課から後日連絡があり、自宅療養が解除になるその日に女子の健康診断があるらしく、そこに行ってもいいと言われた。

健康診断の先生とかには話をしておくので、不審がられることもないと。

女子の健康診断に参加なんてしたくなかったが、自腹を切るのも痛いし、健康診断の全項目を検査するには複数の病院を回らないといけないかもしれない。

単位や就活がかかっている俺は考える余裕もなかった。

そして、その日俺は大学に向かった。

大学では女子学生たちがたくさん並んでいて、まるで女子大状態だった。

俺も列に並ぶと、意外と何ともなかった。

もしかしたら「何で男子がいるの？」ってどこかで言われてるのかもしれないが、気にしていられない。

列に並んだあと、受付で事前に受け取っている健康診断カードを出したり、ファイルに必要書類を挟んだりした。

スタッフは俺みたいな男子がいても顔色ひとつ変えずに対応してくれた。

もしかしたら、俺と同じように自宅療養のために今日来た男子も他にいるのかもしれない。

そのあと、廊下を歩いていると、

「更衣室で着替えてください」

というプラカードを持った女性スタッフが立っていた。

女性スタッフは俺を見ると、少し慌てたように、

「あ、あなたはいいです！そのまま進んでください。」

と言い俺が真っ直ぐ進むなか、女子学生たちが更衣室に入って行く。

「着替えてください」とは言うものの、更衣室から出てきた女子学生たちの服装が大きく変わるわけではない。

気づくのに少し時間がかかったが、このとき女子たちは更衣室でブラジャーなどを外しているのだった。

心電図検査やレントゲンなどもあるため、ブラジャーを外す必要があるのだろう。

そのあと更衣室から出てきた女子学生たちと合流し女子の服装をこっそり見ると、意外と見た目はあまり変わらなかった。

むしろ押さえるものがない分、胸が貧乳なようにも見える。

ただ胸元を少し隠すように歩く女子もいたり、胸元が少し揺れていたりしていた。

そのあとだが、身長、体重や視力・聴力などの検査は、普通の検査とほとんど変わらなかった。

内科検診の部屋に入ったとき、呼ばれるまで部屋の中央にある丸椅子に腰掛けて待つ訳だが、内科検診をする衝立で仕切られた仕切りは複数あった。

中からは男性医師の声が聞こえる。

内科検診をしている子や待っている子は、若くて可愛い女子大生ばかりだ。

こんな可愛い子たちが、衝立の向こうでおっぱい丸出しにしていると考えるとドキドキしてきた。

さらに、衝立から出てくるノースリーブの巨乳の綺麗な女の子とかいて、この子もおっぱい出してたのかとかww。

そのあとは、心電図検査へ。

心電図検査ではちょっとしたハプニングが起きた。

心電図検査を行う部屋に入るとき、俺は7人の女子と一緒に案内された。

そして部屋に入ると、

「上半身を脱いでください。」

とグループ全体に言われた。

（え？女子だらけのなか俺がいるのに？）

俺はまわりの女子学生とともに上半身裸になった。

スタッフは1人だけ男がいるってことに気づいてないか、あるいはやむを得ず目をつむっているようだった。

そして、まわりの女子学生とともに上半身裸になる。

女子たちは脱いだ服で胸元を隠していたりしたものの、静粛にしないといけない場所だからか、男が紛れていることに反応したりはしなかった。

そのあと脱いだ服をかごに入れて一列に並ぶ。

前の女の子を見ると、ブラもしていない裸の背中が！！

肌にブラの跡とか残っていて、ある意味すごくエロく感じた。

そのあとは、仕切りのある各ブースに入って台の上に仰向けになる。

そして看護師の女性に器具を胸や手首などに装着されるいつものやつ。

このとき、いつもくすぐったさにニヤニヤして軽く注意されるのは定番だった。

そして、しばらく横になって検査をする。

このとき、他のブースでは可愛い女の子がおっぱい丸出しで検査していることを想像し、ちょっと興奮する俺。

心電図に異常がないかなと少し心配になったww。

「はい。終わりです！」

看護師さんは俺がふざけてると思ったのか、ややムッとした感じだった。

戻ってくるとき、女子学生たちは胸の上に腕を置き隠している感じだったが、それでも隠しきれていない乳房の一部や谷間が色っぽかった。

カゴから服を取り出して着るとき、こっそり何人かの女子の方を見た。

女の子たちは裸を見られないように隠しながら着替えるし、俺も女の子に「覗き見された！」と騒がれても困るのであまり堂々とは見れなかったが、それでも乳房の膨らみや乳首らしきものも少し見れた。

最後に、大学の正面玄関の前に停まっているバスの中で、レントゲンを撮る。

レントゲン室では、Tシャツ1枚の姿のまま撮るが、このときも女の子たちもノーブラの薄着でレントゲン写真を撮っているんだなと想像してまたドキドキした。

そのあとは、受付に健康診断票を提出して帰る。

家に帰ってから、ノーブラの女の子たちや、上半身裸で心電図検査をされている様子を想像しながら何回も抜いたww。

-END-

『目で見えるものより想像力（21歳・♂）』さんからの投稿です。

ありがとうございます。