大学生のとき、同じ学部で仲良くなった同じ1年の沙織(仮名)との話。
夏休みに特急列車で遠出して、有名な遊園地に来た。
実は俺、帰るときに別れる駅で告白しようと思っていた。
沙織とはだいぶ仲良くなってきたし・・。
そんななか、沙織と遊園地で色々なアトラクションを回っていたときのこと。
「カップルが多いし、やっぱりここってデートスポットだよね。」
沙織はどことなく違和感のある言い方をした。
まあ気にすることでもないかなと思いながら聞いていると、沙織は続けて
「彼女とかいる?」
と俺に聞いた。
俺は驚きながらも
「いない。」
と答えると沙織はほとんど無表情に
「そうなんだ。」
と答えた。
俺は少しドキドキしながらも
「沙織さんは?」
と聞くと沙織は、
「いない。」
一瞬ホッとする俺だったが、やはり沙織の様子がおかしい。
『デートスポット』とか『彼女』とかいう言葉を他人事のように軽々しく言うし、動揺したりもせず表情も変わらないし。
やっぱり、俺たちってそういう関係じゃなかったのか。
遠方からわざわざここまで来たのもただの遊びだったのか。
そのあと、お互いに嫌な顔や変な態度をとる訳でもなく遊園地を楽しんでいたが、先ほどの違和感は抜けなかった。
帰りも問題なく地元の駅まで戻り、遊園地への遠出は無事終わった。
だが、告白をする予定の場所だった地元の駅の改札口で、
「じゃあね。」
「またね。」
と挨拶するだけで終わった。
それから2週間足らずで、一時期は仲良かったはずの沙織と何もない関係になってしまった。
そもそも付き合ってはいないし、告白しなかったことも俺自身で決めたことだから後悔はなかった。
大学2年になったある日。
大学の正門のあたりでバイクに乗ったカップルが門から出て行くのを見たが、バイクで後ろに乗っているのは沙織だった。
沙織はいつの間にか仲良くなった別の男と仲良くなっていた。
嫉妬心などはなく、『あぁこれで良かったんだ』と妙に安心する俺だった。
・・・
上記の話は当時流行りのSNSで見つけた友達の日記の要約だ。
沙織などの人名は伏せてあるが、以前に沙織とそいつが仲良かったことを俺は知っていて、話の場面や状況から考えて俺の今の彼女の沙織の話であることは間違いなかった。
別に今は何でもないようだし、それ程気にすることでもなかった。
そのことを考えながら携帯でSNSを見ていると、
「何見てるの?」
バスタオル姿の沙織が戻ってきた。
そこは一人暮らしをしている俺のマンションで、今日も俺は沙織を連れてきていた。
沙織のバスタオルの膨らみや白い肌、セミロングのおろした黒髪が美しい。

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「あー、別に何でもないよ。」
「そう?」
何も知らない沙織をベッドに入れ、俺は沙織を抱いていた。
沙織の綺麗な体の上に重なる俺。
俺は沙織の形の良いおっぱいを掴みながら悶えていた。
沙織の柔らかい乳房に綺麗な形の乳首!
俺は沙織の体をずっと貪っていた。
そのあと、俺はゴムをつけた逸物を沙織の中に挿れた。
沙織はアンァン・・と色っぽく喘いでいた。
そして沙織の中で逸物を刺激されていると、盛大に射精する俺。
「あっ、あっ、あつい・・」
沙織は汗ばみながら嬉しそうに悶えていた。
そのあと沙織とベッドの中で休む俺。
沙織は俺の方に顔と体を寄せて嬉しそうに目を閉じていた。
沙織の肩を軽く抱きながら、もしあのときあいつが沙織に告白していたら、今のこの関係はなかったのだろうか。
そんなことを考えながらも、沙織は嬉しそうに俺に抱かれていた。
-END-
『二部構成(37歳・♂)』さんからの投稿です
ありがとうございます。
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