俺は39才、平社員、独身、肥満、薄毛傾向の白髪多数。
いわゆる冴えないおっさんで、こんな姿になる前に妥協してでも結婚しておくべきだったと後悔しながらも、毎週婚活パーティーに出かけている。
俺が参加しているのは、男女共に30〜39才対象のパーティーで来年40になったらもっと上のランク(⁉︎)のパーティーに参加しないといけなくなる。
あるパーティーでのこと。
そのパーティーでは6人の女性が参加していたが、その一人の女性はなかなか綺麗な人だった。
女性は33才と若くはないが、綺麗な顔にロングの黒髪、話し方も穏やかな雰囲気でいい感じの女性だった。
その女性の一つ隣には、その女性とは真逆と言えるお世辞にも可愛くない顔にちょいぽちゃで話し方もボソボソしていて、性格がキツそうな訳ではないのだが残念な感じの32才女性がいた。
パーティーでは男性が5分ずつ女性と話して一周し全ての女性と会話をする。
そのあと中間印象カードでは、当然ながらあの綺麗な女性の番号「13」に投票し、他の女性には投票しなかった。
しばらく返ってきた中間投票結果を見ると、13番の女性も俺に投票し両思いの俺たち!
そのあとは3人程の女性と2度目の会話をする訳だが、『自分が投票した女性』『相手が自分に投票した女性』が優先的に選ばれるようになっていた。
はじめに13番の女性と会話をして楽しむ俺だが、その次には隣のあの残念な女性との会話だった。
勿論興味など無いので適当に済ませようとする俺だったが、何故か残念な女性は終始嬉しそうにしていた。
そして、最終投票で13番の女性一択で指名し、投票結果が戻ってくると『おめでとうございます。あなたは13番の女性とカップリング成立しました。』と書かれていて、ウキウキと会場外で待つこと数分。
俺の前に来たのはあの綺麗な女性・・ではなく、隣の残念な女性だった。
その瞬間ようやく気づいたが、俺は女性の番号を間違えて覚えていたらしい。
間違えて覚えていた13番の女性(以下、X子)はずっと嬉しそうにしていた。
俺は、とりあえずは一緒にいてどこかでばっくれればいいかなって思いながらも駅まで一緒に歩いていった。
見た目はアレだが話していて悪い感じはしなかった。
X子と駅まで一緒に行って、そのあとはLINEの交換をした。
別れたあとブロックしても良かったが、しばらくLINEを続ける俺たち。
予想していた通りであったが、X子から食事に誘われた。
断ろうと思っていたが、女と食事に行くなんて数年ぶりだった。
1回くらいはいいかなぁって俺は承諾した。
当日待ち合わせ場所に現れたのは可愛らしい服に多少無理に化粧したようなX子だった。
見た目はアレでも、少しは頑張ったのかなと感じもした。
X子との食事しながらの談笑は悪くはなかった。
友達としてなら悪くないかなぁともに思っていた。
そのあとは街をしばらく散策して、気がつくと何故かホテル街まで来ていた。
上目遣いに俺を見るX子。
はじめから俺はX子の罠に嵌められていたかのようなタイミングの良さだ。
俺はどうにでもなれとホテルに入った。
X子みたいな特殊な女(⁉︎)とエッチした体験も誰かに自慢できるかもってくらいどうでもよくなっていた。
そして、ホテルで露わな姿を晒す俺たち。
X子は、化粧しても綺麗ではない顔、綺麗でもないし似合ってもいないセミロングの下ろした茶髪、誰得とも言える大きめの乳房、胸よりもずっと目立つぷっくりとした腹、臭そうなマ●コと陰毛。
・・そういう俺も、ハゲ、デブ、キモメンの三拍子揃ったしょうもないオッさんで、俺にはX子がお似合いなのかなと諦めるしかなかった。
そして、X子とベッドの中へ。
クッションのようなデカくて柔らかい塊を抱く俺。
底辺の男と女は惨めに互いの体を慰めあっていた。
X子のおっぱいを揉みながら、体を撫でる。
X子も俺の乳首やチンチンを好きに弄っていた。
終始嬉しそうなX子。
もうどうでもよかった。
最後はX子の寂しく貪欲なヴァギナに包まれて射精する俺。
X子から抜くと、ゴムの外側はX子の愛液でベトベトだった。
X子は目を細めてずっと気持ち良さそうにしていた。
そのあとは、X子とホテルを後にしまた会う約束をしていた。
その後X子とは付き合ってはいなく、たまに慰めあうセフレのような関係になっていた。
-END-
『あしたどこ行くの?(44歳・♂)』さんからの投稿です
ありがとうございます。



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