台本ありの性交渉体験

半年ほど前の話です。

私には、付き合っている恋人とは別に深い関係になっている女性がいました。

週に一度は会ってラブホテルで性交渉をしていましたが、その日はお金に余裕がなかったため、その女性の自宅に行くことになりました。

自宅と言っても、一人暮らしではなく実家です。

日中は誰もいないし、親が帰ってくるのも夕方遅くだと聞いていたので、私は彼女の実家に行くことにしました。

その女性は、高校時代に演劇部に所属していたのですが、毎回性交渉をする時には、シナリオを決めて行為をしていました。

まるでアダルトビデオのような感じです。

その日のストーリーは、私が高校の先生役、彼女は生徒役で、先生が家庭訪問をしに来たら、急な都合で親が不在となってしまい、生徒の自宅でセックスを始めてしまうという内容でした。

ちなみに、セリフはすべてアドリブです。ある程度の流れは彼女が決めてくれるのですが、行為の最中は常に演技をしなければなりません。

でもこれが意外と楽しくて、刺激がありました。恋人とのセックスよりも興奮するのです。

高校時代の制服を身にまとった彼女は、さっそく演技を開始しました。

「実は親が急に出掛けてしまったんですよ。でも、せっかく来てくれたから、コーヒーとか飲んでいってください。」

「ありがとう。じゃあ少しだけお邪魔しようかな。」

というような感じです。

そこからは、実は先生のことが好きだったとか、先生も君のことが気になっていたけど立場上アプローチするのが難しかった、などという風に展開していきました。

彼女の実家のリビングや台所、お風呂場、いろんな部屋で行為を行いました。

制服を完全に脱がない状態で、立ったまましたり、あえて窓を開けて誰かに見られてもいいという状況にしたりと、かなりスリリングでした。

何度か性交渉をした後、コーヒーを飲んで２人で話をしていました。

すると、突然彼女の母親が帰ってきてしまったのです。当初は夕方遅くに帰ってくるはずだったのですが、予定が変わって帰りが早くなったようでした。

突然のことで２人とも動揺しました。彼女は高校時代の制服を着ているし、私もパンツ一枚の状態です。

しかも部屋は明らかにセックスをしたと分かるような状況だったのです。

咄嗟に私は「お世話になっています。」というおかしな言葉を発してしまいました。

彼女の母親からは、「お世話になってるじゃないわよ、早く着替えなさい！」と怒られてしまいました。

その後は少々都合が悪い時間が続いたのですが、案外フランクな彼女の母親は、「ご飯でも食べていく？」と聞いてきました。

結局その日は、彼女の家で食事を取ることになったのです。

夜、自分の部屋に戻った私は、彼女に「びっくりしたよ。けど、いいお母さんで良かった。」とメールをしました。

すると彼女からは、「さすがにあそこまでの台本は考えていなかった。」という返信がありました。

次に会った時に用意されていた台本は、「先生と生徒の母親の禁断の愛」というものでした。

台本があると自分が役者になった気分になるので、結構楽しむことができます。

でも、こんなこと誰にも言うことはできません。