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学校でのH体験談2022.09.26 sagyouyou

人を好きになることは悪いことじゃないです(1)

閲覧数:1,325人 文字数:13324 いいね数:0 0件

もうかなり前になるんだけど、担任の先生としたことがあります。

漏れは♂、相手は国語の先生だった。

1年生の時の話しだけど、当時1年生は10クラスあって漏れたちのクラスだけ担任が♀だったんだよね。

中学の頃から不良(悪ぶってただけかも?)だったんだけど、勉強は450人中20~30番の成績。

地元でもダサ高&進学高校で有名だったところへ漏れが進学するってことで、周りのやつ等は信じられないって表情だったよ。

入学式で同級生や上級生になめられないようってことで、髪の毛を脱色&パーマ。

進学校にヤンキーってことで注目を浴びたよ。

入学式の混雑する中、同じクラスのやつらが迷子にならないようにって漏れの頭を目印に教室へと帰ってきたってエピソードが生まれるぐらい目立ってた。

入学式が終わって教室で一通りのオリエンテーリング等が(オリエンテーションじゃないぞ?)が終わり、解散したと同時に担任(Y)が漏れと、もう一人に残るように指示。

もう一人のやつはただの天パだったので、即刻釈放。

漏れも天パですと言おうと思ったがさすがに無理だった。

Y「K君、君の髪の毛はどうなってるの?」

漏れ「えっ!?どうなってるってどういう意味ですか?」

Y「パーマがかかってるみたいだし、色も違ってるみたいだし?」

Y「明日までに直してきなさいね?」

当時つっぱりがかっこいいと思われていた時代なのですかさず反抗。

漏れ「漏れがどういう髪型しようと先生には関係ないでしょ?」

Y「あのね、君がそういう髪型しているとこの学校が周りの人達からどう思われるか考えてごらんなさい。君一人のために皆がそう思われるのよ?」

お説教が続くが本題と関係ないので省略します。

でも、お説教の後Y先生が漏れに学級委員長になるように言った。

これにはまいった。なんの根拠で言ってるのか分からないが勿論断った。

が、Y先生もしつこく食い下がる。結局明日、各委員を選出するから考えておくようにって言われてその日は教室を後にしました。

翌日、担当を決めるHRが始まった。自分のやりたいものに立候補。

高校の出席順って生年月日ではなくて、50音順で並ぶんだよね?

で、漏れはKだから前から7番目なんだけど、なぜか後ろから希望をきいてんの!

他の担当(美化委員とかどうでもいい担当)は早々と埋まっていった。

案の定委員長とか書記とかは埋まらない。だんだんと漏れの順番が近づいてきた。

漏れの前に座ってる天パが「K、委員長になれば?」って言ってきやがる。

「そんなの興味ないよ。お前やれば?」って言ったら「いや漏れなんかじゃ無理だよ」

って。当たり前だろって思ったけど、結局天パが委員長になったけどね。

で、そんなこんなで漏れの順番。

図書委員になろうと思って言おうと思った瞬間Y先生と視線があった。

昨日の先生のよいしょ(君ならできるよ。先生は人を見る目があるとか言われた。人を見る目があったらヤンキーをクラスの役員には推さないでしょと思ったけど)

と目立ちたい一心ででた言葉は

「副委員長に立候補します」だった。

周りかわら「おぉ~!」と驚きにも似た歓声が上がった。

50音の後ろからの立候補と、昨日のよいしょと直前の視線合わせ。

これが、後々のおこる先生との関係に発展するとは誰も想像できなかったことだと思う。

そう、一人の人を除いては。

その後は普通の学園生活を送っていた。

でも今考えるとY先生はなにかにつけて漏れにかまってたような気がする。

漏れが髪の毛の色を元に戻し、パーマも少し残して髪の毛を切った時も

Y「うんうん。K君そっちの方がぜんぜん似合うよ。よしよし」って頭を撫ででみたり

顔に傷が出来て派手なカットバン貼ってたときも

Y「あれ?K君顔どうしたの?でも少し派手だよね?」

っていいながら漏れの頬をつんつんしてみたり。

当時、大人や教師に対して反発心しかもっていなかった漏れはむっとしならが「やめてくれよ」っていきがってました。

Y先生は年齢は多分27、8歳ぐらいだったと思った。

で、1,2年前に結婚したばかりって話を聞いた。

Y先生の容姿は、小柄でめがねをかけていた。

胸のサイズは今思えは多分Aカップ(だと思う)。

めがねをかけてるっていってもネクラタイプじゃなくて、ブスでもない第一印象はちょっときつめで近寄りがたい印象をもたれると思う。

授業中とかに騒いでいる時に注意する怒った顔が中々素敵だったとかおちゃらけて、相手に同意を求めるとき、はにかみながら相手を指差して同意を求める表情&しぐさがとっても刺激的という評判がクラスではたっていた。

当時思春期真っ只中だった漏れたちのオナペット登場率としてはかなりの上位にランクしていたと思われる。

なにせ新婚って響きだけで2,3回は抜ける年頃ですからね。

男性には人気があり、女性にはなぜかあまりうけがよくなかったみたい。

漏れはオナペットに使用したことはなかったけどね。

1学期の中間テストが終わり、成績上位50番は廊下に張り出された。

漏れは1年全体で(多分420人ぐらいいたと思う)20番ぐらいに位置していたと思う。

勉強らしい勉強もしなくて、この成績が取れたことになぜか落胆した。

「この学校も所詮こんなもんか。なんか物足りない。」って思ったよ。

で、しつこようだがまたここでツッパリの美学(って同時自分に酔っていた)で学校を辞める決心をして、Y先生に相談。もちろんY先生は大反対だよ。

だって入学してからまだ2ヶ月も経っていないのに教え子が退学ってことになると色々問題あると思うんだよね。しかも漏れ副委員長だしね。。。

Y先生、色々説得するんだけどなんかその説得が余計に漏れの気持ちを煽るんだよね。

辞める、辞めさせないって押し問答を30分ぐらいしてたかな?

Y先生が漏れも手を握って泣きながら

Y「あのねK君、先生がなぜ君を委員長に推したか分かる?」

漏れ「うん?入学試験の成績がよかったからでしょ(実際かなりのじょういだった)?」

Y「それだけじゃなくて、先生はK君に期待してるの」

漏れ「なにをですか?」

Y「K君ならクラスのみんなを引っ張っていってくれると思ったからよ」

漏れ「漏れにはそんな素質もないですよ(でも入学式では漏れの頭が目印になって迷子がなかったからある意味引っ張ってるかな?)先生買い被りですよ。」

Y「K君!」

いきなり大きな声でY先生が漏れの名前を呼んだから、漏れビックリして

「はい。先生。」って素に返事しちゃったよね。。。

Y「先生はK君がいなくなると寂しいのよ!先生のこの気持ち分かる?」

はっとしたY先生の顔。

Y先生のバツの悪そうな顔の意味がその時には理解できなかった漏れは

「40何人もいるうちの一人がいなくなってもそんなに変わらないですよ?」

って思った通りのことを言った。

Y「いや。。。あのね。。。あれよ。あれ。」

ってなんだか支離滅裂なことを言うY先生。

ようやく落ち着いたのか

Y「せっかく色んな学校から皆が集まって、新しい生活が始まったばかりで1学期も終わらないうちに仲間がいなくなったらみんなどう思うと思う?寂しいと思うでしょ?そう思っている皆をみる先生も寂しいわよ。そう思う先生の気持ち分かるでしょ?ねぇ分かるでしょ?」

なぜか寂しいを妙に強調してました。

漏れ「まだ2ヶ月しか一緒にいない仲間(って言えるのか?)がいなくなっても誰もなんも思わないでしょ?漏れは別に仲間なんて思ってないし」

Y「そんなことないわよ。K君がそう思うならそれでいいわよ。じゃ、ご両親はどう思うかしらね?お母さんとか悲しむと思うわよ?」

漏れ「(不良は母親に弱い)・・・それは。。。」

ちょっと弱気になった漏れをみて一気にY先生がたたみかける。

Y「ご両親を悲しませることは絶対にしちゃダメ。親を悲しませることは最大の親不孝よ」

漏れ「・・・・・」

Y「ご両親にこの話はもうしてあるの?誰かに相談したの?」

漏れ「・・・いいえ。先生しか知りません・・・」

Y「先生しか知らないのね?」

なぜか1オクターブ高い声で聞き返してきたので「はい」って短く答えると

Y「じゃ、この話はこれでお終いね。ご両親を悲しませるといけないからこの話は先生とK君だけの話にしよう。」と笑顔を交えて言うY先生。

漏れもしぶしぶ「はい」と返事をして学校を後にした。

期末テスト(中間と同じく20番ぐらいの順位)が終わり、夏休みまでの間に全校生徒が参加する球技大会の時に事件のきっかとなることが起きた。

バスケを選択した漏れは、クラスメートのしょぼさも手伝ってか初戦敗退。

その後、放課後まですることもなく暇になった漏れは、最近親しくなったO(成績は下)を誘って屋上にタバコを吸いに行った(漏れは中2から喫煙、今はやめたが)。

一服し、他の競技を見に行こうと階段を下りていく途中に、まったく知らない先生とすれ違った。

球技大会中には校舎に入ってはいけなかったので、当然先生に呼び止められた。

漏れはタバコはポケットに入れていて見つからなかったがOは巾着に入れて手にもっていた。

当然見つかってOは職員室へ。漏れも一緒に来るように言われてご同行。

職員室の外で待っているよう先生に言われた漏れは、先生の姿が見えなくなることを確認して、防火扉の影に隠して身体検査をされたが事なきを得た。

しらんぷりすれば良かったが、ここでまた不良の美学が。

仲間だけを犠牲者にすることはできない。漏れも実際に吸ってたんだから同罪だ。

ってなんか、当時本当に自分に酔ってたんだよね。

結局自白して夏休みが始まったと同時に停学ね。

夏休みと同時に停学ってことでクラスメートは誰も気づいてなかったよ。

自宅謹慎、毎日反省文を書かなくてはいけないってことで憂鬱(まだこの時は)な高校生活最初の夏休みの幕開けですよ。

停学期間は初犯でタバコってことで1週間だった。

2日目の午前中、上半身裸で自分の部屋でタバコを吸っているとチャイムがなった。

当時社宅に住んでいたんだけど隣りあわせで親と子供の部屋は別所帯になっていた。漏れは2歳年下の妹と住んでいた。

親の目が届かないってことで、仲間の溜まり場になっていたのでチャイムがなった時もどうせ仲間だろ?ってな感じで玄関を開けるとそこには目を丸くしてY先生の姿が。

漏れは別になんとも思ってなかったのだが、上半身裸の漏れをみたY先生は

Y「K、K君。。。すぐに上を着なさい!」ってすごい勢いでまくし立てる。

漏れは上半身裸は全く気にしてなかったがさっきまで吸っていたタバコの臭いと灰皿が気になっていたので

「じゃ、少し待っててください」って言って、大急ぎで部屋を片付けた。

部屋を片して再度玄関を開けるとY先生

Y「ご両親はいるかしら?」

漏れ「お母さんがいますよ。隣に」

Y「隣って?」

漏れ「うちアパート2件かりてるんですよ。こっちは漏れと妹、両親は隣ですよ」

Y「あぁ、そうなの。K君と話しがしたいんだけど、いくら生徒とはいえ二人っきりになる
訳にはいかないので、お母さんを交えて三人で話しをしましょう。」

漏れ「(二人っきりってこの先生自意識過剰ジャン!?漏れがなにかすると思ってんの!?)
はぁ~、じゃこっちの部屋にどうぞ。」

って感じで3人で近況報告などを話しつつ1時間。

Y先生が帰った後母気味が

母「見た感じはきつそうだけど、中々可愛い先生ね。」

漏れ「(またアウトロー根性がでた)そっか~?ブスじゃん」

母「あんたのこと心配してきてくれていい先生じゃないの」

漏れ「自分の成績稼ぎだよ。」

ってな感じでその日に反省文には今日僕のことを心配して忙しい中Y先生が訪問してきてくれた。

自分の為に貴重な時間を割いて来てくれたY先生には申し訳なく思っています。

って心にもないことを、遠くで聞こえる祭囃子をBGMにしながらノートにしたためながら、蚊取り線香の臭いを嗅ぎながら、窓全開で扇風機をつけっぱなしでその日は寝ました。

停学3日目。

午前11時頃、暑い中を起きてるのか寝てるのか分からない気分の中部屋の電話(親子電話)がなった。出るのがめんどくさかったのでしばらく放置。

しかし、母は仕事と妹は部活動なので(父はもちろん仕事)誰も電話に出る人はいない。

しつこいぐらいになっていたので、諦めて電話に出ようとした瞬間に切れてた。

切れたと思って手を引っ込めた瞬間にまた電話がなった。

今度はすばやくとって「はい」とぶっきらぼうに返事をする。

Y「私、S高校のYと言います。あれっ?もしかしてK君?」

「あっ!先生、なんか用っすか?」

Y「ずいぶん電話に出るのに時間がかかるのね?もしかして出かけてたの?自宅謹慎なんだから外出は禁止よ?分かってる」

「出かけてないですよ。寝てたんですよ。」

Y「今何時だと思ってるの?休みだからってだらけた生活を送ってはダメでしょ!」

「することもなくって暇だから寝るしかなんですけど」

Y「じゃちょうどいいわね。明日学校へ9時までに来るように。」

「えっ!?なんで?」

Y「停学中は何度か学校へくる決まりになってるの」

「そうなんですか?そんな話初耳なんでけど?」

Y「みんなそうしてきてるわよ」

「(ほんとかよっ!?)はい、じゃ明日行きますよ。」

Y「遅刻しないようにね?」

後日、一緒に停学をくらったOに聞いたところOも家庭訪問と登校があったらしい。

しかし、ちょっと漏れとOは違っていた。

O(漏れと同じクラスね)はY先生に、登校する時に、確か英語と社会の本とノートを持ってくるように言われたらしい。漏れは持ち物に関してはなにも言われなかった。

Oは英語と社会の先生にマンツーマンでみっちり勉強をさせられたらしい。

漏れはY先生に「K君勉強道具持ってきた?」と聞かれたが、持ち物に関してなにも言われてなかったので「いえ。先生からなにも言われてないのでなにも持ってきてません」って答えた。

Y「えっ?昨日電話で言ったわよね?」

「いえ。ただ今日9時までに学校に来るように言われただけです。」

Y「そうだったかしら?先生言ったと思うけど?」

「(本当に聞いてないので)なにも言われてないですよ!」ってちょっとむきになって言い返すと

Y「じゃ先生が言い忘れたんだ。ごめんね。」って素直に謝ってきた。

Y「じゃ、K君することないわよね。」

「じゃ、帰っていいっすかね?」

Y「ダメよ。せっかく来たんだらか。ちょっとまって考えるから」

「(せっかくってなに?)」

Y「よしっ。じゃ先生の仕事手伝うこと。いい?」

「(いい?って、拒否ることできるんかよ?)なにするんですか?」

Y「2学期に使う資料を作ってるんだけど、その資料のホッチキス止めをして」

「いいですよ。でその資料ってどこにあるんですか?」

Y「職員室においてあるから一緒に取りに行こう」

職員室は2階にあり、漏れたちがいまいる部屋は1階の端っこにある生活指導室。

夏休みってことで、生徒はいないし、1階にある事務室は無人だし、人の気配は一切ない。

職員室に行くと3,4人の先生が雑談のしていたが、漏れたちには目もくれなかった。

2人で資料を抱え(かなりの量があった)、生活指導室へと戻っていく漏れたち。

資料は一部40ページぐらいを100部ぐらい作らなければいけないらしい。

考えただけでもうんざりだが、やるしかないと思い作業開始。

最初は黙々と作業をしていたが、30分ぐらい経ったかな?Y先生が

Y「今日は暑いね。なんだか喉が渇いてきたね。休憩しようか?」

少しでも早く帰りたかった漏れは

「休憩って、まだ始めたばかりじゃないですか。もう少ししてからでいいんじゃないですか?」

Y「そう?・・・先生喉がカラカラなんだけどね。」

「じゃ、なんか飲んできたらいいじゃないですか?」

Y「う~ん、そうね。ちょっと一人でやっててくれる?さぼっちゃダメよ?」

「(先生のほうがサボりじゃないの?)さぼんないっすよ。先生も早く帰って来てくださいよ?」

Y「すぐ帰ってくるわね。」

と言って先生は部屋を出て行った。

早く帰りたい一心で一人黙々と作業を続ける漏れ。

5分ぐらい作業をしていたら、指導室のドアがあきそこには肩で息をするY先生が。

「先生どうしたの?息が荒いけど?」

Y「溶けるといけないと思って、走ってきたの。」といって差し出す先生の手にはアイスが握られていた。

Y「暑い中、先生の仕事を手伝わせて悪いと思ってね。これは先生のおごりね。はい。」

「ありがとうございます。」といってアイスをもらい、漏れは椅子に座った。

先生は俺の対面に座ってアイスを食べだした。

学校の先生におごってもらうってシチュエーションが今までなかったので、ちょっとうれしいよな恥ずかしいよな、なんとも言えない気分が湧き上がってきた様な気がした。

それまで、世の中の大人(教師を含む)に対して反発心しかもっていなかったし担任のY先生のことをなんとなくいけ好かない(勿論女性として意識なんてしてない)って思ってたし、こうして生徒を呼び出したり、家庭訪問をして点数稼ぎをするY先生に嫌悪感すら抱いていた当時ツッパリの漏れだったが、走ってアイスを買ってきてくれた先生の姿をみてほんの少し、Y先生に対する見方が変わったきたのもこの瞬間だった。

いつもは漏れから話しかけることはなかったんだけど、アイスをもらった手前なにか、話さなくてはって妙な気をまわして先生に話しかけた。

「先生?」

Y「なに?K君?」勢いづいて答えるY先生(なぜか嬉しそう)

その先生の返事の勢いに少しひるんだ。

先生も漏れが先生に対して反抗してるって自分なりに気づいていたと思うので漏れが話しかけて、すこし打ち解けたと思い嬉しいのかなってこの時はそう思ったね。

なにを話すか考えずに話しかけたことと、先生の勢いのある返事に押されて

「いえ、別になんでもないです。」

Y「自分で話しかけといて、なんでもないですはないでしょ?なぁに?」

「・・・・・」

Y「なに?どうしたの?」

「別になんでもないです・・・」

Y「なんでもないのに話しかけるの?。へんなK君ね~。今日はずいぶんおとなしいのね?教室ではいつもにぎやかなのにね?今日はどうしたの?」

「どうもしないですよ。ただちょっと・・・」

Y「ちょっとってなによ?言いなさいよ。」って指をくるくる回しながら問い詰めてくるY先生。

「やっぱ先生と一緒にいると緊張しますよ」

別に変な意味で言ったんではなく、みんな教師に対して少なからず苦手意識を持ってますよね?

そのニュアンスで漏れは言ったつもりなんだけど、案の定Y先生もなにかを勘違いした模様。

Y「なになに?女性と一緒の部屋で緊張してるってこと?」といいつつまだ指をこっちに向けてくるくると。

ちょうどトンボを取るときのように指を回すY先生。

Y「残念ながら私は教師で、君は教え子。緊張するような間柄じゃないでしょ?」

「いや!先生そんな意味でいったんじゃないっすよ!?ただ教師と一緒にいると緊張するって意味ですよ!?」

思春期だった漏れは必要以上に反応した。そう勘違いされると猛烈に恥ずかしい年頃だったので。

Y「はいはい。分かったわよ。そんなにむきになることないじゃない?」

「むきになってませんよ!!!!!(かなりむきになってたけど)ホント先生へんな意味で言ったんじゃないっすよ!?」

Y「分かった分かった。」子供をあやすような先生の態度にカチンときた漏れは

「先生こそなにか勘違いしてるんじゃないんすか!?漏れ先生のこと嫌いですから!」

Y「・・・・・」

「・・・・・」しばらくの沈黙のあと(本当は数秒しかたってないと思うけど)、最初に口を開いたのはY先生だった。

Y「K君、ちょっと待って。いい?先生は生徒のことが好きなの。それこそK君を始めする教え子みんなが好きなの。その好きな生徒から面と向かって嫌いって言われた先生の気持ち分かる?」

といってY先生は泣き出しました。

この先生よく泣くなって思いつつしばらく放置。

なかなか泣き止まない先生を見て罪悪感を感じたのでフォローを入れる漏れ。

「先生が、子供扱いするから漏れも心にもないことをいっちゃったよ。先生ごめんなさい。」

Y「K君、相手の立場にたって物事を言いなさい。」みたいなことを言ったと思うが

泣きながらなのでうまく聞き取れないが、適当に相槌をうって返事をする漏れ。

「はい。反省してます。でも漏れ女性にからかわれるのっていやなんですよ。少し前も彼女とそういったことで喧嘩してまだ仲直りしてないんですよ」って言った瞬間Y先生、それまで目をハンカチで押さえていたがその手をどけて驚いたように漏れを見つめて

Y「K君、彼女いるんだ!?」って驚いたように尋ねるY先生。

「えっ?いますよ。中学からの付き合いでもう2年になりますよ。」

Y「そうなんだ・・・彼女いるんだね。先生ちっとも知らなかったよ」ってつぶやくように話すY先生。

「先生に分かるわけないじゃないですか。生徒でもそんなに知ってるやつらいないですからね」

しばらくお互い無言のあと、沈黙を破ったのはまたもやY先生だった。

もうこの時Y先生は泣いていなかったけどね。

Y「どんな子なの?どこの学校へ行ってるの?」ってなことを聞かれたと思うけど、これは全く先生には関係ないので

「彼女のことは先生に関係ないと思うし、いま喧嘩中で思い出すのもいやなので話したくありません」

Y「まぁ~確かに先生には関係ないと思うわね。でも仲直りしたくないの?

喧嘩の原因はさっき聞いたから分かるけど、それぐらいで怒るのも男らしくないんじゃないの?」

「男らしくないとかじゃないですよ。あっちも何回言っても子供扱いするんですよ」

ってな感じで先生の誘導尋問にひっかかりずるずると情報を漏洩する漏れ。

漏れの彼女は同じ学校に入学していてクラスは漏れは2組で彼女は4組。

Y先生は4組の国語も担当しているので、漏れが名前を言うとすぐに分かった。

Y「あぁ~あの子なの?かわいい子よね?」

漏れが言うのもなんだけど彼女はかわいかったよ。

高校に入ると同時に、同級生の間でだけではなく他校にもかわいいって有名になるほどの器量だった。

自分の彼女のことをかわいいって言われて喜ばない男はいない。ご多聞にもれず漏れもそうだった。

気分をよくした漏れは、Y先生のうまい誘導尋問に乗せられて彼女とのことを話した。

付き合うきっかけからつい最近までの他愛のない出来事を話した。

ここでY先生が、核心をついてきた。

Y「二人はどこまでいってるの?」

「えっ!?」ここで何もないって答えればよかったんだろうけど突然そんなことを聞かれた漏れは答えに窮した。

「・・・なにもしてないですよ・・・」ってじどろもどろに答える漏れに対してY先生が

Y「なんで答えにつまるの?なにもなければすんなり答えられるでしょ?

やましいことがあるから答えられないんじゃないの?」

「いえ・・あの・・・いや・・・・突然そんなこと聞かれたら誰でも答えに詰まると思いますけど・・・」

Y「いいえ。なにもなければ答えられるはずでしょ?なにかあるんでしょ?」

「ないですよ!たとえあったとしてもそれこそ先生には関係ないでしょ?」

実は、5月に漏れはチェリーを卒業していた。彼女も処女だった。

このへんの話はまた違う板で機会があれば披露します。

Y「あぁ~その言い方やっぱりなにかあるんでしょ!?白状しなさい!」

(白状しなさいって、校則で禁じられてる不純性異性交遊を先生に言うわけにはいかんでしょ)

「ほんと!なんもないですよ!もうこの話は終わりにして、作業再開しましょうよ?」

なおも食い下がるY先生を尻目に作業を開始する漏れ。

作業再開早々にまたY先生が

Y「別になにかあってもどうこういう訳じゃないんだし、話すぐらいいいでしょ?」

「いえ。あれば話しますけど本当になにもないですよ。だから話すことはないですよ。」

Y「K君ぐらいの年頃なら異性に興味あって当然だから、なにもないってのがかえって不自然よ。」

「(って先生なに煽ってんだよ?)でも先生、校則にもいけないってあるじゃないですか。

やっぱ校則は守らないといけないですからね。」

Y「校則を守るって・・・現在停学中の君が言うのぉ~!?おっかし~。君は校則の前に法律を破ってるのよ?分かってる?でも先生も不純性異性交遊を校則で禁ずるのはどうかって思うわよ。性欲を抑えるとよけいにそういったことに興味が湧いてきて歯止めが利かなくなると思うんだよね」

性欲って言葉にドキドキしながら

「でもやっぱ間違いがおきたら大変だから禁じてるんじゃないんですか」って言うと

Y「あら?K君は結構大人な考えしてるのね」

彼女との初体験は普通なのであまり面白くないと思う。

でも当時、そんなに簡単に妊娠なんてしないと思っていた漏れは初めては全開で中田氏しました・・・。今考えると怖いですけどね。

脇毛の左(若気の至り)ってやつですよ。

おっと脱線してしまいました。

またY先生が話しかけてきた。今度はさっきの話とはまったく別の内容で漏れの家族こと。

父の仕事や、母のこと、妹のことを聞いてきた。

両親は日中は仕事で、妹は部活で月曜から金曜までは夕方まで一人でいることを話した。

Y「じゃ君が自宅謹慎しているかどうかってのはご両親は分からないんだね?」

「そうですね。両親は日中いませんから。」

Y「じゃ妹さんは?」

「妹はお母さんより遅く帰ってきますよ。それに妹は漏れが外出しても両親に告げ口なんてしませんよ」

Y「ふ~ん。でもあと3日は外出は禁止よ?分かってる?」

「分かってますよ」ってな会話をしているうちに作業は終わった。

学校での出来事を期待していた皆さまには申し訳ありません。

さすがに学校ではなにもなかったです。

停学5日目。

謹慎中にも関わらず友人が遊びにきてマージャンをして過ごす。

停学中は自宅でも友人等と接してはいけない、電話もいけないって軍隊並みの規則があったがそんなの守ってるやつは多分いなかったと思う。

停学6日目。

今日は友人も来なくてあまりに暇なので、一緒に停学になったOへ電話をした。

その時に学校へ行った時の話しをお互いに話した。漏れは午前登校、Oは午後登校。

先に述べた通り、Oは学校で勉強漬け。

しかも休憩の際にアイスなんて出なかったらしい。

アイスの話しをするとOは

O「はぁっ!?なにそれ?えこひいきじゃん?Yのヤロー(女性だが)!

K、実は気に入られてるんじゃないの?」

「そんなことねーよ!仕事を手伝ったからそのお礼じゃないの?」

O「だったら漏れも勉強より、手伝いの方が断然良かったよ!」

って至極もっともなことをいうO。

O「個人授業とかあるんじゃないの?」って漏れの初体験の話を一番熱心に聞いていたOがからかう。

「もう明日で停学終わりだし、そんな機会もないし先生にはなんも興味ないしね」

って正直な意見を述べる漏れ。

高校生でまだウブだった漏れは浮気はとっても悪いことだと思っていたし彼女にも悪いし、なにより漏れのツッパリ美学に反する行為だと思っていたのでOの言うことは特段気にもせずさらっとながした。

実際そんな考えは全くなかった。Oと電話を切った時にはその話は忘れていた。

セミがうるさく鳴き暑さに拍車をかける午後、不意に電話がなった。

「もしもし?S高校のYですけど、K君ですか?」

「はい、先生。なにか用ですか?」

Y「用はないけど、君がちゃんと自宅謹慎しているかの確認よ。」

「確認ってなんですか。ちゃんと家にいますよ。漏れってそんなに信用ないんすか?」

Y「信用してないわけじゃないわよ。ただ停学ももうあと残すところ今日と明日の2日だらかそろそろ気が緩んでくると思ってね。気を引き締める意味と、元気かどうかを確認する意味で電話したの。」

「おかげさまで(タバコがうまく感じるくらい)元気ですよ。」

Y「そっ。それはよかったわね。あと2日、寝冷えなどしないようにね。」

「寝冷えって・・・子供じゃないんだらから、そんなことなりませんよ。」

Y「あら、ごめんなさいね。子ども扱いされるのいやだったわよね。」




「いえ、別にいいですけど。」

Y「じゃ明日、また元気な姿を見せちょうだいね。」

停学が明け、8日目には保護者と一緒に学校へ行き停学を解く儀式(?)が校長、担任を交えて行われることになっていた。

しかし、明日はまだ7日目。漏れは先生の間違いを正すべく

「先生、明日じゃなくて明後日ですよね?明後日の11時に校長室ですよね?」

Y「あっ、あぁ~えぇ、そうよね。」なぜか焦って返事をするY先生。

漏れはこの時、単純に自分の勘違いに対して動揺しているんだなって思っていた。

「先生こそ、気が緩んでるんじゃないんですか?」

Y「先生も暑さにやられてるのかしら?」ってちょっと照れ笑い。

「先生もの、{も}ってなんですか?漏れはやられてませんよ。」

Y「そうよね。先生だけよね。じゃK君、明日一日の我慢だから絶対に(!なぜか力が入っている)外出などしないで家でおとなしくしているようねに。」

「いや、先生そんなに力入れなくても分かってますよ。(多分)おとなしくしてますよ。」

Y「今日確認の電話がきたからって、油断してると痛い目見るかもよ?」

「痛い目って・・・先生それ脅しじゃないですか・・・あと、一日でしょ?ちゃんと家でおとなしくしてますよ。」

Y「分かればよろしい。じゃ明日一日頑張って、明後日は元気な顔を見せるように」

「はい、わかりました。じゃ先生また明後日に」

と言って電話を切った。

後日談だが、Oには確認の電話などなかったらしい。

最終日のことを考えると、Oには電話などないはずだよなって思いました。

当コンテンツは、個人による創作実話(フィクション)作品とご理解の上鑑賞ください。当コンテンツには、犯罪的・倫理モラルに反する表現・タブー表現等が含まれる場合がありますが、飽くまでも表現上の誇張としてご理解ください。


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浮気学生女教師X-RATED続き物

出典元:
高校時代のえっちな思い出 Part15

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