いつどこで起きた災害かは伏せる（設定年齢は当時の年齢）。
俺が34才で独身の会社員だったとき、俺の住んでいる地域は大災害に見舞われた。
災害の瞬間、ガソリンがほぼ満タンに入った車に乗っていて車も俺自身も無事だった。
住んでいた家は帰れる状況ではなくなってしまった。
町には避難所が設けられたが、もしそこに俺が行こうものなら
「車があるなら貸して。」
「持っている食糧はみんなで分け合いましょう。助け合いです。」
「毛布や防寒着は子供や高齢者に分けてね。」
「携帯電話を貸して。どうしても連絡したい人が・・」
など根こそぎとられることは目に見えていた。
俺は必要な場合以外は人に近づかず、避難所から少し離れたところで車中泊しながら、壊れた自宅から辛うじて持ってきた食糧をちびちび食べて救助を待っていた。
車のガソリンは余裕があったが、どこに行ったらいいか分からないし下手に動いてガソリン切れになったら地獄を見る。
俺は車を動かさずエアコンも入れずに窓全開、夜だけ窓を閉めドアをロックして生活していたあるとき・・
夕闇が迫ってきた頃、俺の車のドアをノックする音が聞こえた。
窓の外を見ると20代後半くらいの割と綺麗な女がいた。
女は髪や服装が少し乱れていて、本当に困っている様子だったが油断はできない。
困窮している人間は何をするか分からないし、その背後にはこわい人がいるかもしれない。
俺は運転席の窓を少し開けて話をすると
「助けてください。私、食べるものも住むところもないんです。」
話を聞いて見ると、女は人妻で災害で夫が行方不明になり避難所に逃げてきたが、避難所での生活は過酷で不安な日々を過ごしていて、避難所からたまたま見かけた俺の車を見て誰にも頼らずに生活できるくらい余裕がある人ではないかと思って、藁にもすがる思いで来たという。
だが、俺が1人でいるのは俺のものを何一つ分ける訳にはいかないからであって余裕は俺にもない。
「助ける代わりに何をくれるんだ？」
俺は女に聞いてみると
「何もないですけど、体でよければ・・」
俺は耳を疑った。
女のカーディガンの胸の膨らみを見てゴクリと唾を飲み込む俺。
女は痩せている割にはいい体だった。
こんな状況とはいえ、女は大事なものを見ず知らずの男に差し出すというのか。
俺はしばらく女の様子をみて、そのうち・・と考え車に乗せた。
車の後部座席を女の居場所として貸すことにした。
女は真波（まなみ/仮名）という28才で子供はいなかった。
話を聞いてみると、真波の夫は行方不明というより、生きていない可能性を示唆するような話だった。
真波は、悲しくつらい思いを打ち明けることで少しは元気を取り戻したようだ。
俺も孤独を感じていて、女と2人でいるのは何か心強い感じがした。
そのうち疲れが出たのか真波は後部座席で眠っていた。
しばらく真波のことを眺める俺。
いい女だなー！
俺はずっと見とれていた。
その後俺は車の後部座席を真波の居場所にして、俺の持ってきた食糧も真波と分け合っていた。
真波も水や食糧の配給があったときには俺の代わりに並んでくれた。
災害当初は1人で自給自足するのが一番効果的だと思っていたが、真波が来てからはそうとも言えないことが分かってきた。
長く続く避難生活で、真波は俺の心の支えになっていた。
そんなある日、真波は
「そろそろ約束を守らないと・・」
と言っていた。
「真波さんも一生懸命働いてくれたし、お礼はもういいよ。」
と言ったが、真波は譲らなかった。
夜、一目のつかないところに移動した車の中で。
外からは見えにくいように弱い室内灯だけつけていた。
俺は真波を抱いていた。
運転席と助手席を倒して、狭い中だが俺たちはまぐわっていた。
真波が一枚ずつ脱いで、胸の膨らみや白い肌にドキドキしていた。
真波は丸裸になり、俺も真っ裸になった。
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室内灯を消しほとんど真っ暗な中で、真波の感触と体温を感じていた。
メイクもできず体も最小限しか拭けない今だが、真波の美しさは衰えていない。
真波のおっぱいをしゃぶると、柔らかくていい感じだった。
両手乳首をペロペロと舐めて、真波はずっと嬉しそうだった。
真波は俺の肩を両手で抱いて、おっぱいやマン毛が俺の体に触れていた。
真波は延々と体を振り続けていた。
仰向けになった俺は真波の体にザーメンをかけた。
膣外ではあったが、真波の下腹部や太腿などにザーメンが飛び
「あ、ああん！いいっ！」
と喜んでいた。
真波は約束を果たしその翌日には出ていった。
真波は一人に戻り、生きているかもしれない夫を探すという。
真波が新たに旅立つとき、俺は真波と車の前でキスをした。
真波は目を細めて喜んでいた。
そして、何度も振り返り目を潤ませながら去っていく真波。
その後、真波を見ることは二度となかった。
-END-
『Taroワンキャン（34歳・♂）』さんからの投稿です
ありがとうございます。
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